景気ウォッチャー調査(東海地区:2021年11月)~現状の改善続くも、先行きは慎重な見方が増加~

2021/12/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済

○12月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の11月1

現状判断DI(季節調整値)は、前月差+2.3ポイントの54.4と3ヶ月連続で上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-3.2ポイントの51.3と2ヶ月連続で低下した。

 

現状判断DI、先行き判断DI(東海/全国)

 

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

新型コロナウイルス感染者数減少により持ち直している。先行きについては、感染再拡大などを懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。

とまとめた。

(前月のまとめ)
「緊急事態宣言解除、新型コロナウイルス感染者数減少により持ち直している。先行きについては、感染再拡大などを懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」

 

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

景気は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、持ち直している。先行きについては、コスト上昇等への懸念のほか、内外の感染症の動向に関する不確実性がみられるものの、持ち直しが続くとみている。

とまとめている。

(前月のまとめ)
「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、緩やかに持ち直している。先行きについては、コスト上昇等や内外の感染症の動向を懸念しつつも、ワクチン接種の進展等によって持ち直しが続くとみている。」


1調査期間は毎月25 日~月末

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