景気ウォッチャー調査(東海地区:2022年2月)~現状判断は改善するも厳しい状態が続き、先行きは悪化が続く~

2022/03/18 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済

○3月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の2月1

現状判断DI(季節調整値)は、前月差+2.1ポイントの40.4と2ヶ月ぶりに上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-0.6ポイントの44.3と5ヶ月連続で低下した。

 

現状判断DI、先行き判断DI(東海/全国)

 

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

新型コロナウイルスの感染が収束せず、まん延防止重点措置が延長される中で景況感は厳しい状態が続いている。先行きについては、コロナ感染状況に加え、ウクライナ情勢や物価上昇の悪影響が懸念されている。

とまとめた。

(前月のまとめ)
「新型コロナウイルスの感染が拡大し、まん延防止重点措置が適用される中で景況感は悪化している。先行きについては、コロナ感染拡大や原材料価格上昇によるコスト増への懸念がみられる。」

 

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、ワクチン接種の進展等による持ち直しへの期待がある一方、ウクライナ情勢による影響も含め、コスト上昇等に対する懸念がみられる。

(前月のまとめ)
「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がある一方、コスト上昇等や内外の感染症の動向に対する懸念がみられる。」


1調査期間は毎月25 日~月末

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