景気ウォッチャー調査(東海地区:2022年8月)~新型コロナウイルス感染第7波急拡大により、現状判断、先行判断ともに低下~

2022/09/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済

〇9月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の8月1

現状判断DI(季節調整値)は、前月差-0.8ポイントの42.1と3ヶ月連続で低下した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差+5.6ポイントの46.3と3ヶ月連続で上昇した。

 

現状判断DI、先行き判断DI(東海/全国)

 

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

新型コロナウイルス感染第7波の拡大や物価上昇により景況感は低水準にとどまっている。先行きについては、コロナ感染の落ち着きが期待される一方、物価上昇、供給制約などが懸念されている。

とまとめた。

(前月のまとめ)
「新型コロナウイルス感染第7 波の急拡大により景況感は悪化している。先行きについては、コロナ感染拡大や物価高、半導体不足などが懸念されている。」

 

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

景気は、持ち直しに足踏みがみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる。

とまとめている。

(前月のまとめ)
「景気は、持ち直しに足踏みがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がある一方、価格上昇の影響等に対する懸念がみられる。」


1調査期間は毎月25 日~月末

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