景気ウォッチャー調査(東海地区:2023年5月)~コロナ感染の落ち着きにより、現状判断の改善が続く~

2023/06/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済

○6月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の5月1

現状判断DI(季節調整値)は、前月差+0.5ポイントの52.5と2ヶ月連続で上昇した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-0.1ポイントの54.6と6ヶ月ぶりに低下した。

現状判断DI、先行き判断DI(東海/全国)

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

新型コロナウイルス感染の落ち着きにより、景況感は持ち直している。先行きについては、物価上昇の影響が懸念される一方、コロナ後の経済正常化への期待がみられる。

とまとめた。

(前月のまとめ)
「新型コロナウイルス感染の落ち着きにより、景況感は持ち直している。先行きについては、物価上昇の影響が懸念される一方、新型コロナ感染症の5類移行後の好影響やインバウンド回復への期待がみられる。」

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

景気は、緩やかに回復している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。

とまとめている。

(前月のまとめ)
「景気は、持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」


1 調査期間は毎月25 日~月末

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