景気ウォッチャー調査(東海地区:2023年9月)~現状判断が改善するも先行き判断は悪化が続く~

2023/10/10 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済

○10月10日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の9月[ 1 ]の

現状判断DI(季節調整値)は、前月差+1.6ポイントの52.4と2ヶ月ぶりに上昇した。 
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-2.5ポイントの47.4と2ヶ月連続で低下した。

現状判断DI、先行き判断DI(東海/全国)

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

景況感は持ち直している。先行きについては、持ち直しが期待される一方で、物価上昇や収益環境の悪化が懸念されている。

とまとめた。

(前月のまとめ)
「景況感は持ち直している。先行きについては、持ち直しが期待される一方で、物価上昇や収益環境の悪化が懸念されている。」

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。

とまとめている。

(前月のまとめ)
「景気は、緩やかに回復している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」


[ 1 ] 調査期間は毎月25 日~月末

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