景気ウォッチャー調査(東海地区:2024年3月)

2024/04/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済

2024年3月の動き(東海地区)

4月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の3月の

  • 現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.0ポイント低下の48.0となった。
  • 先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.1ポイント低下の50.9となった。
  • 景況感の持ち直しの動きに一服感がみられる。先行きについては、賃上げの効果を期待しつつも、物価上昇の悪影響も懸念されており、現状維持との見方も多いが、総じて緩やかな持ち直しが見込まれている。
現状判断DI(季節調整値)先行き判断DI(季節調整値)

(全国の動き)

  • 現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.5ポイント低下の49.8となった。
  • 先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.8 ポイント低下の51.2となった。
  • 景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。また、令和6年能登半島地震の影響もみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。

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