書籍名
国立社会保障・人口問題研究所研究叢書 国際労働移動ネットワークの中の日本 誰が日本を目指すのか
発行
株式会社日本評論社
発行年月
2022/04
価格
定価4,290円(本体3,900円+税10%)
お求め方法
一般書店で販売(オンラインストアを含む)
目次
序章 国際労働移動ネットワークの中の日本
第1部 移民の現状と理論的背景
第1章 グローバルに見た国際移動意向の分析
第2章 「国境を越える労働市場」を把握する分析枠組み
第2部 アジア諸国における労働力送出しの実態
第3章 ベトナム:高騰する仲介手数料とその背景
第4章 ネパール:彼らは偽装留学生なのか?
第5章 フィリピン:国際労働移動のフロントランナー
第6章 インドネシア:動き出す「後発の巨人」
第7章 ミャンマー:アジア最後のフロンティア
第8章 中国:大きく変化する国際移動のパターン
終章 誰が日本を目指すのか?
(注)部分執筆における弊社社員の執筆箇所
南田 あゆみ、伊藤 瑞萌:第3章、第7章
横山 重宏:第4章
加藤 真:第5章
栗山 智帆:第6章
アジア諸国から日本に流入する移民はいまや年間40万人にも及ぶ。彼らはどのような目的と手段で日本にやってきたのか。アジア全域をひとつの巨大な労働市場として包括的に捉え、移住のメカニズムを大規模な調査とデータに基づき精緻に解き明かす意欲作。
第I部は基礎&理論編。移民に関する代表的な理論を紹介し、アジア諸国の移民の実態をデータから詳しく分析。第Ⅱ部は各国編。日本への移民が多いアジア6か国の動向をマクロとミクロの枠組みから詳細に解説。コロナウイルス禍の影響とコロナ後の展望も充実。