DX研修の企画検討手法

2024/12/19 木戸 孝哉
デジタルトランスフォーメーション
DX
データ活用

ビジネス環境の急速な変化に対応するために欠かせない「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。その成功に向けた第一歩は、社員の意識変革です。本稿では、成果を出すためのDX研修の企画検討手法について、具体的なアプローチを紹介します。

はじめに

2018 年に経済産業省が公表した「DX レポート ~IT システム『2025 年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」をきっかけに「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が世の中に浸透しました。その後、新型コロナウイルス感染症の影響で、非対面・非接触を実現するためのデジタル技術の利用拡大が急速に進むとともに、国においてもデジタル庁を発足させるなど、社会全体のデジタル化の推進に取り組んできました。

そして現在、飲食店ではタブレット端末での注文やキャッシュレス決済が当たり前となりました。この他、自治体の窓口では質問に答えるだけで一度に複数の申請ができる仕組みが普及するなど、デジタル技術の活用による生活の変化を実感する機会が多くなりました。これらは企業や行政による積極的なDX推進の成果であり、今後も一層、加速していくものと予想されます。また、人口減少を背景とした労働供給の減少傾向により、「労働生産性の向上」と「労働力不足の解消」は多くの企業の共通課題となっており、その解決や改善のため、今後もDXに取り組む企業はますます増えると考えられます。

続きは全文紹介をご覧ください。

執筆者

  • 木戸 孝哉

    コンサルティング事業本部

    デジタルイノベーションビジネスユニット デジタルトランスフォーメーション推進部

    コンサルタント

    木戸 孝哉
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