【特別企画】全国1万人調査 「緊急事態宣言下における日本人の行動変容」
1.調査目的
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、緊急事態宣言下における日本人の行動変容の実態と課題を把握することを目的として、全国1万人を対象としたインターネット調査を実施した。
調査の対象とした「緊急事態宣言」の期間は、全国が対象となった2020年4月17日から5月6日である。比較対象とする「新型コロナウイルス拡大前」の状況については、2020年1月末の状況とした。
それぞれ異なる家族事情や仕事等を有する人々が、新型コロナウイルス感染拡大防止のために全国一斉に出された緊急事態宣言下で、この事態にどのように対応したのか、その「多様性」が主たる調査テーマである。
主な調査内容は、緊急事態宣言により、政府から提示された自粛要請をどのように理解し行動したか。仕事・子育て・介護、その他生活全般において、どのような行動を選択し、課題やストレスを感じたか。癒されたエンターテインメントは何か。活動自粛生活に伴い、新たに経験したこと、今後普及を期待することは何か。
回答者属性の集計は6.回答者属性で紹介している。
調査結果については、テーマ(詳細は7.調査結果を参照)ごとにレポートしていく
2.調査手法
インターネットモニター調査
3.調査対象
全国10,000人
【抽出条件】20歳~69歳(学生を除く)
*性別・年齢6区分・地域ブロック8区分で割付回収
4.調査実施時期
2020年5月5日~5月6日
5.主な調査項目
- 1)基本属性
-
2)働き方
- ✓本人と配偶者の働き方の変化
- ✓就労時間の変化
- ✓働き方を変える障害となること
- ✓新型コロナウイルスに関連した離職の理由
- 3)子育て
- ✓保育・子育て支援サービス、施設の利用状況の変化
- ✓通園・通学への影響、共働き家庭の休校対応
- ✓休校時の学習対応
- ✓子ども・子育てについての不安・困りごと
- ✓家族・親族内の家事・育児役割分担の変化
- 4)介護
- ✓介護を要する家族の有無と介護場所
- ✓介護関連サービス・施設利用への影響
- ✓介護を要する家族に関する不安、介護者の困りごと
- 5)住まい
- ✓自宅の環境についての課題
- ✓転居意向
- 6)自粛の目標・方針について
- ✓目標・方針についての理解
- ✓目標・方針への対応状況
- ✓目標・方針に対応できない理由
- ✓活動せざるを得ない人たちのために、どのような行動をとるか
- 7)自粛生活の中でストレス発散や癒しになっているエンターテインメント
- 8)新型コロナウイルス拡大防止のための行動変容
- ✓新型コロナウイルスに関する考え
- ✓行動選択のための情報源
- ✓行動を変化させたきっかけ
- 9)緊急事態宣言下での新たな経験(オンラインサービス等)
- ✓新たに経験したこと
- ✓今後広まることを期待するもの
- 10)過去30日間の不安度
6.回答者属性(集計結果)
7.調査結果:連続コラム