アメリカの実業家であるアレックス・F・オズボーンが考案した、アイデア発想のためのフレームワーク。

与えられたテーマに対して以下の9つのチェックリストに答えていくことで、一定の網羅性をもって新しいアイデアを考え出すことができる。アメリカの研究家ボブ・エバールは、本フレームワークをベースにより使いやすく改良されたものとして、SCAMPER（スキャンパー）法 を考案している。

【9つのチェックリスト】
1.Put to other uses（転用する）
2.Adapt（適応させる）
3.Modify（修正する）
4.Magnify（拡大する）
5.Minify（縮小する）
6.Substitute（置き換える）
7.Rearrange（再構成する）
8.Reverse（逆転する）
9.Combine（組み合わせる）

本フレームワークの特徴は、素早く強制的に既存アイデアを派生・拡張させるところである。
ビジネスシーンでは、研究開発部門の持つシーズ起点による事業アイデアの検討や、既存事業の強みを活用した事業ピボットの検討において強みを発揮する。