SDGs
Sustainable Development Goals(サスナテブル ディベロップメント ゴールズ)の頭文字と最後の1文字をつなげた略語。エスディージーズと読む。持続可能な開発目標を指す。
SDGsは、2015年9月の国連サミットにおいて、加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されたもので、持続可能でよりよい世界を2030年までに目指す17の国際目標である。目標下に、169のターゲットと231の指標が決められており、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂(ほうせつ:一定の範囲の中につつみ込むこと)性のある社会の実現を目指している。
SDGsは、2000年9月にニューヨークで開催された、開発分野における国際社会共通の目標として国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられているMDGs(Millennium Development Goals:国連ミレニアム・サミットミレニアム開発目標)の後継として生まれた。MDGsは8つの目標を掲げ、極度の貧困と飢餓の撲滅やジェンダー平等推進等を、達成すべき達成期限であった2015年までに一定の成果をあげたとされている。