ビッグデータ

facebook x In

ビッグ=巨大な、データ=情報を指し、従来のようなデータベースの管理システムのようなものでは扱いが困難な多くのデータ群の事を指す。総務省には明確な定義があるが、さまざまな定義が存在する。

ビッグデータは、量の多さだけを指すのではなく、コンピュータの自動処理には適していないような、色々な種類かつ、さまざまな性質をもったデータ、すなわち項目の順序や形式などについて定義された構造を持たない非構造化データ等を指す。また、リアルタイムなデータや時系列にまとめられたデータや、文字以外に音声、画像等もビッグデータとして含める事が多い。

近年のIoTの発展とともに、ビッグデータは進化し続けている。
総務省では、ビッグデータの種別に関する分類はさまざまな考え方があるとしつつも、国や地方公共団体が提供する「オープンデータ」、パーソナルデータ以外の企業が持っている「知のデジタル化」、工場等のIoT機器から発信されるデータ等の「M2Mデータ」、個人情報や加工された人流情報等、商品情報である「パーソナルデータ」の4つに分類しており、データが主導する経済成長と社会変革を実現させるためには、ビッグデータの利活用が鍵を握るとしている。
また、経済産業省では、ビッグデータの特長をデータ量(Volume)、データの種類(Variety)、発生の頻度(Velosity)の頭文字をとって3Vと言っている。