プロスポーツ球団に実在する好きな選手を集めて<空想（fantasy）チーム>を作り、選手達の成績をポイント化して競うオンラインスポーツシュミレーションゲームのこと。選んだ選手の実際の成績に連動しチームのポイントが変動する。

データを重視するファンの多いことから北米を中心に広まっていて、ファンタジースポーツで参加人口の多い競技はNBA・NHL・MLBなどである。海外ではコンテストで上位の成績を残せば賞金を手に入れる事ができる。選手の目利きに優れていれば一攫千金も夢でないため既にスポーツベッティングと双璧の人気を誇り米国では数兆円規模の市場がある。Meta社も2021年9月に北米で新サービスを始めるなど市場の更なる成長が見込まれる。

国内ではマイネット社がブラウザゲーム「プロ野球♯LIVE2021」として手掛けている。知人とオンライン上の＜リーグ＞を作り選手を選んで実際の試合結果を元に対戦していく。知人同士でリーグトップを目指す仕組みだが海外のように掛けたお金に応じて配当がもらえる仕組みではない。通話やチャットでのコミュケーションエンタメツールとしてのランディングであるが2022年にはBリーグでの展開アップデートも予定される。その他、なんでもドラフト社「なんドラ」ではラクロスや格闘技などのマイナースポーツやアマチュアスポーツを予想対象にすることでスポーツ業界活性化を目的とする事業プラットフォームも登場している。