リマーケティング広告

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リマーケティング広告(リターゲティング広告)とは、自社のWEBサイトへの訪問やオンライン経由での商品購入等、自社サービスを利用したユーザーに対して広告を配信し、再訪問を促す広告の配信手法のこと。

WEBサイトを訪問したユーザーをCookie(クッキー)を介して追跡することで、閲覧コンテンツに応じた内容の広告表示が可能となる。
この広告のことをGoogleでは「リマーケティング」、Yahooでは「サイトリターゲティング」と呼んでいる。

リマーケティング広告(リターゲティング広告)のメリットとデメリットは、それぞれ以下のような点が挙げられる。
【メリット】
(1)見込み客への再アプローチが可能
(2)コンバージョン率(CVR)の向上
(3)CPA(CVへの費用対効果)の低下
(4)効率的な広告展開が可能
(5)広告の制作が容易

【デメリット】
(1)広告の追跡に対する不快感をユーザーに与えてしまうリスクがある。これは広告配信回数をコントロールすることで対策可能。
(2)一度でも自社サービスへの集客に成功しないと追跡の対象とならないことから、認知拡大の施策には不向き。コンバージョン率(CVR)は高くなるが、限られたユーザーリストのなかで成果を追求する性質上、ある段階で広告効果が頭打ちになる。

リスティング広告を実施する際には、リマーケティングリストの拡大・補充のためにも、新規ユーザーを増やすための他の施策もあわせて継続的に行っていくことが求められる。

(井上 大輔)