SCAMPER法
アメリカの研究家ボブ・エバールが考案した、アイデア発想のためのフレームワーク。
アメリカの実業家アレックス・F・オズボーンが考案した「オズボーンのチェックリスト」をベースに、より使いやすく改良されたもので、与えられたテーマに対して以下の7つの質問に答えていくことにより、一定の網羅性をもって新しいアイデアを考え出すことができる。また、この7つの質問の頭文字がSCAMPER法の名前の由来となった。
【7つの質問】
1.Substitute(置き換える)
2.Combine(組み合わせる)
3.Adapt(適応させる)
4.Modify(修正する)
5.Put to other uses(転用する)
6.Eliminate(取り除く)
7.Reverse or Rearrange(逆転する・再構成する)
本フレームワークの特徴は、より素早く強制的に既存アイデアを派生・拡張させるところである。
ビジネスシーンでは、研究開発部門の持つシーズ起点による事業アイデアの検討や、既存事業の強みを活用した事業ピボットの検討において強みを発揮する。