清水孝太郎上席主任研究員がISO Excellence Awardを受賞希土類(レアアース)に関する国際標準化に貢献
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田 雅一)の持続可能社会部部長・上席主任研究員の清水 孝太郎は、世界で初めての希土類の包装と安全等表記に関する国際規格づくりへの貢献を評価され、ISO(国際標準化機構:以下ISO)より、「ISO Excellence Award」を受賞しました。
「ISO Excellence Award」は、ISOの技術専門家の際立った貢献活動に対して贈られる賞です。ISOは、TC298 (第298専門委員会)で、レアアース(希土類)分野の国際規格づくりを2015年から進めていましたが、清水は、プロジェクトリーダーとして、一般社団法人新金属協会と連携しながら、世界初となる希土類の包装と安全等表記に関する国際規格「ISO22927:Rare earth – Packaging and labelling(希土類―包装及び表記)」の原案づくりや国際交渉に携わりました。この貢献を認められての受賞となります。
レアアースは化学活性が高く、空気や水分と反応してすぐ劣化してしまう特性があるため、その品質を劣化させないために特殊な包装が求められています。この規格は、世界で初めてその包装と安全等表記に関する国際規格であり、レアアースを安定して流通させるために重要な意味を持ちます。
ISO Excellence awardとは(英文ページ)
ISO – ISO Excellence award
清水 孝太郎 プロフィール
【所属・役職】
政策研究事業本部 持続可能社会部長
上席主任研究員
【略歴】
早稲田大学大学院理工学研究科修了
2002年 UFJ総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)入社
2019年 国際希土類工業協会(REIA)副会長就任
2021年 循環経済協会理事就任
現在に至る
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