「2021年夏期 東海3県主要集客施設・集客実態調査」の結果を公表約6割の施設で集客数増加するも、依然として新型コロナの影響続く お盆期間中の天候不良は屋外型施設に打撃
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：池田 雅一）は、2021年9月に「2021年夏期 東海3県主要集客施設・集客実態調査」（東海3県の主要集客施設90施設を対象としたアンケート調査）を実施しました。有効回答を得た85施設について、夏期（7月21日～8月31日の42日間）の集客実態を分析し、その結果をとりまとめましたのでお知らせいたします。
1.調査結果の概要
前年と比較可能な79施設のうち約6割（64.6％）の51施設で集客数が前年を上回る結果となりました。ただし、昨年に引き続き今夏も新型コロナウイルス感染症流行（以下、新型コロナ）が拡大し、集客に悪影響をもたらしました。
施設種別ごとの対前年比をみると、屋内型施設では全19施設中16施設（84.2%）で集客数が増加となりました。昨年は新型コロナの影響で屋内型施設の閉鎖が相次ぎ、人々が密を避けて屋外型施設を選択する傾向にありましたが、感染対策を意識した各施設の対応や人々の間に感染対策が定着したこともあり集客が回復に向かいました。一方で、屋外型施設では、対前年比増は全22施設中9施設（40.9%）に留まり、お盆期間中の天候不良が影響しました。
調査結果の詳細は、当社ホームページ掲載の下記政策研究レポートをご覧下さい。
「2021年夏期 東海3県主要集客施設・集客実態調査」
2.本調査について
本調査は、1998年より当社（当時は東海総合研究所）の自主研究として実施しており、夏期（※）の結果発表は今回で通算24回目を迎えました。
1回～22回までは夏休み調査として実施。23回目以降は、各地域での夏休み期間の差を踏まえ、調査対象期間（7月21日～8月31日の42日間）はそのまま、調査名称を夏期調査に変更して実施。
●調査対象：東海3県（愛知・岐阜・三重）における年間約20万人以上の集客実績（新型コロナ前）を持つ施設
「遊園地・テーマパーク」、「動植物園・大規模公園」、「文化施設（博物館・科学館・美術館）」、「大規模コンベンション施設」、「商業施設を含む複合レジャー施設」等を指し、ホテル、百貨店、ショッピングセンター、寺社等は対象外
●調査手法：アンケート（送付数90 有効回答数85）
本件に関するお問い合わせ
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 杉本（TEL：052-307-1106）
E-mail：info@murc.jp
〒461-8516 名古屋市東区葵1-19-30 マザックアートプラザ