概要
近年、メガトレンドとしてのESG/SDGsが企業の経営戦略を抜本的に変化させつつあるのと同時に、ESGの各要素に関連する新たなリスクが企業経営において無視できないレベルで顕在化するようになってきました。企業は、従来のやり方で短期的な売上や利益といった数字を追い求めるだけの経営から脱却し、E(環境)やS(社会)も含むステークホルダーからの期待・要求事項を正しく理解することがますます求められるようになっています。そして、それらを企業経営の中で着実に実現していくための基盤として、リスク管理やコンプライアンスといった内部管理態勢の構築と運用等の事項を、適切なG(ガバナンス)の下にグローバルベースで実現していくことが不可欠となっています。
当社の強み
当社では、「グローバルガバナンス」(*)態勢の現状の可視化、あるべき姿の設計・構築、態勢の運用に関して、既にグループ・グローバルベースで事業を展開している企業、グローバルでの事業をさらに拡大しようとする企業、または、これから海外に本格進出しようとする企業に対して、MUFGグループの様々なケイパビリティや当社独自のグローバルネットワーク等も活用しつつ、ご支援することが可能です。
「グローバルガバナンス」
当社では、経営者が様々なステークホルダーからの要求や期待に応えつつ、その経営目標を達成するために、グループ・グローバルベースで最適な経営を実現すべく行われる様々な“規律付け”や、そうした経営を支える経営管理/内部管理態勢全般を「グローバルガバナンス」と定義しています。
従って、「グローバルガバナンス」には、グローバル経営管理態勢に加え、リスクマネジメント態勢やコンプライアンス態勢、内部監査態勢等も包含されています。
ご支援サービス
グローバルガバナンス
カントリーリスクの評価
グローバル経営管理
- 海外子会社における経営管理および内部統制の強化
- 海外危機管理態勢の整備~海外出張者・駐在員の安全確保に向けて~
- グローバルマネジメントの強化 ハンドブックによる業務の標準化
- 中堅・中小企業におけるガバナンス強化 属人的経営から組織的経営へ
攻めのガバナンス
製薬業界向けのガバナンス態勢強化
株式公開準備
- 株式公開に向けた現状調査
- 内部管理体制の構築
- 内部監査体制の構築
- 中期経営計画の作成
- IR体制の構築、準備
- IPO支援サービスのご紹介
- IR支援サービスのご紹介
取引先管理
IFRS(国際会計基準)コンサルティング
- IFRS適用における初期調査
- IFRS適用支援コンサルティング
- IFRS海外子会社への展開支援コンサルティング
GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)に関するサーベイ
コーポレートガバナンス・コードにおいて重視されている、ガバナンス態勢やグループリスク・コンプライアンス管理態勢およびコンプラアンス態勢の整備状況について、大規模サーベイを継続的に実施しています。
最新報告書、調査の詳細や過去報告書の閲覧は、こちらのリンクよりご確認いただけます。
実績のご紹介(一例)
グローバルガバナンス
- グローバルガバナンス態勢の現状把握とあるべき姿へ向けたロードマップの作成(運送業 など)
- 持株会社化に伴うグローバルガバナンス態勢のあるべき姿の検討および態勢の再構築(製造業 など)
- 海外子会社管理態勢の現状診断並びにあるべき姿の構築(製造業 など)
攻めのガバナンス
- 事業ポートフォリオ管理の見直しおよびリスクの定量的把握手法の高度化(不動産業 など)
新規投資案件に係るリスク評価/審査手法の高度化検討
- 新規投資を行う際の検討プロセスやリスク評価手法に関して、あるべき姿の策定を支援(建設 など)
株式公開準備
- 株式公開に向けた内部管理態勢強化(不動産業 など)
IFRS(国際会計基準)コンサルティング
- IFRS適用支援コンサルティング(専門商社 など)