概要
昨今のグローバル事業環境において、地政学リスク、世界的パンデミック、環境配慮経営、デジタライゼーションなどのグローバルダイナミクスが生じており、そのサプライチェーンへの影響に対して各企業が対応に追われております。
一方で、グローバルサプライチェーンに関する普遍的課題であるQCDの維持・向上は変わらず存在します。進出後に人件費が上昇した場合、QCDを維持するために該当拠点での生産性改善を図るか、または新たな新興国への移行を検討する必要が出てくるでしょう。
当社は、グローバル展開を進めるお客様に対して、グローバル環境の変化に対応したサプライチェーン・SCMを構築するためのお手伝いをいたします。
当社の強み
貴社のグローバルサプライチェーンの現状把握の上で、取り組むべき課題の解決策を提示するだけでなく、現場に定着させる実行支援までサポートいたします。
- SCM成熟度診断
- グローバルサプライチェーン診断ソリューションのご紹介
- 意思決定プロセスの再構築
- サプライチェーンの再編
- レジリエントな供給体制
実績のご紹介(一例)
コロナ禍に対応した生産販売連携の強化、在庫管理スキ-ムの変更(製造業・化学)
お客様の課題
- コロナ禍で、一部製品カテゴリの需要が急騰する中で、国際便の調達リードタイムが不透明になり、欠品があい相次ぐ。
- その一方で、別の製品カテゴリの需要は急降下となり、過剰在庫が発生。機会損失を回避しつつ、在庫を適正化しなければならないという難題を抱える。
当社のご支援内容
- 緊急時における需要変動への調整能力を向上させるために生産・販売連携のプロセスや会議体の強化。
- 製品特性に応じた在庫管理を行うために、新たな在庫管理スキームを実装。
- 結果、機会損失の解消とともに在庫の適正化が実現。
DXによる海外生産機能の省力・省人化、経営情報提供の迅速化(製造業・精密機器/自動車部品)
お客様の課題
- 海外工場では従来から生産実績の収集をマニュアルで行っており、収集に要する労力・コスト負担が大きく、本社への経営情報提供も時間がかかっていた。
- 労力・コスト削減し、情報提供スピードを向上させることが喫緊の課題だった。
当社のご支援内容
- 生産実績収集を省力・省人化するために、工場現場の製造ラインをDX(IoT等)し、ほぼ自動で情報収集できる仕組みを提供。
- 全社原価管理システムへデータ連携し、本社への情報提供がリアルタイムに近い形で実現。
国際(グローバルビジネス・開発支援・国際戦略・グローバルヘルス)の関連キーワード
国際(グローバルビジネス・開発支援・国際戦略・グローバルヘルス)の関連キーワード